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Z会高校生コースの料金は?学年別の料金一覧や口コミも解説

Z会の料金に関する記事のアイキャッチ画像。未来の大学生活を想像しているかのように、希望に満ちた表情で机に向かう制服姿の女子高生。
たく先生
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大学受験を見据え、質の高い教材で学習したい高校生や保護者の方にとって、Z会の通信教育は有力な選択肢の一つです。

しかし、実際に受講を検討する際、「z 会の高校生向けコースの料金は具体的にいくらなんだろう?」と気になる方も多いのではないでしょうか。料金体系は学年や選択する講座によって異なり、一見複雑に感じるかもしれません。

この記事では、Z会高校講座の料金について、学年別の講座一覧や料金シュミレーションの考え方を分かりやすく解説します。さらに、気になる口コミや、大学受験における費用対効果についても掘り下げ、Z会が提供する価値を多角的に分析します。

記事のポイント
  • Z会高校生講座の学年別・コース別の料金体系
  • 支払い方法や割引制度で料金を抑える方法
  • 料金に関するリアルな口コミや他社との比較
  • 大学受験におけるZ会の費用対効果

z会:高校生の料金の全体像を学年別に解説

  • 学年別の基本料金プラン
  • 講座一覧から見る料金体系
  • 料金シュミレーションで総額を把握
  • 支払い方法による料金の違い
  • お得な割引制度の活用法
  • 専用タブレットの料金について

学年別の基本料金プラン

学年別の基本料金プラン

Z会高校講座の料金は、受講する学年(高1・高2・大学受験生)によって大きく異なります。学年ごとに専用のコースが設定されており、それぞれ料金体系が違う点をまず理解しておきましょう。

2025年度の料金改定により、高1・高2コースはテキストコースが廃止され、タブレットコースに一本化されました。ここでは、タブレットコースの料金を中心に解説します。

高1・高2生と、高3生・既卒生(大学受験コース)では料金の考え方が大きく異なるので、ご自身の学年に合わせて確認してみてくださいね。

高1・高2コースの料金

高1・高2コースには、標準的なレベルに対応する「スタンダード講座」と、最難関大学を目指す「東大京大講座」の2種類があります。さらに、それぞれで受講する教科数に応じて料金が設定されています。

以下は、1カ月あたりの受講料金の目安です。支払い方法によって割引が適用されるため、あくまで参考としてご覧ください。

学年講座教科数月額料金(毎月払いの場合)
高1スタンダード講座3教科[英数国]13,800円~
東大京大講座3教科[英数国]17,400円~
高2スタンダード講座3教科[英数国]15,300円~
東大京大講座3教科[英数国]17,900円~

補足
上記の他に「5教科13科目」を選択できるセットもあります。また、オプションで「英語オンラインスピーキング」を追加することも可能です。

大学受験生向けコース(高3・既卒生)の料金

大学受験生向けコースは、志望大学のレベルに合わせて1講座から受講できるのが特徴です。料金は選択する講座のレベルによって変動します。

講座レベル対象大学(目安)1講座あたり月額料金(毎月払いの場合)
東大・京大東京大学、京都大学7,800円
最難関旧帝大、早慶など7,400円
早慶大早稲田大学、慶應義塾大学6,900円
難関GMARCH、関関同立など6,400円

このほか、共通テスト対策や小論文対策の専門講座も用意されており、必要に応じて組み合わせることで、志望校合格に向けた万全の対策を組み立てられます。

講座一覧から見る料金体系

講座一覧から見る料金体系

Z会高校講座の料金体系を理解する上で、「講座の選択単位」が学年によって異なることを知っておく必要があります。

前述の通り、高1・高2コースでは、2025年度から1科目ずつの受講ができなくなりました。受講する場合は、複数の教科がセットになったプランを選択します。

高1・高2コースの受講単位

  • 3教科セット:英語・数学・国語
  • 5教科セット:英語・数学・国語・理科・地歴公民

基本的には、このどちらかのセットを選んで学習を進めていくことになります。

一方、大学受験生向けコースは非常に柔軟です。

自分の苦手科目や、志望校の入試で特に配点が高い科目だけを1講座からピンポイントで受講することが可能です。もちろん、複数の講座を組み合わせて受講することもでき、その場合はセット割引が適用されるなど、メリットも大きくなります。

このように、低学年のうちは主要教科をバランスよく学び、受験学年になったら志望校に合わせて学習を最適化できるのが、Z会のカリキュラムと料金体系の大きな特徴と言えるでしょう。

料金シュミレーションで総額を把握

料金シュミレーションで総額を把握

「自分の場合は結局いくらかかるの?」という疑問を解決するには、公式サイトの料金シミュレーションを利用するのが最も確実です。

Z会の公式サイトには、学年や希望する講座、支払い方法を選択するだけで、年間の総額や月々の支払額を簡単に計算できるシミュレーション機能が用意されています。これを使えば、オプション講座やタブレット代金を含めた具体的な費用を事前に把握することが可能です。

口頭での説明だけでは分かりにくい部分もあるため、一度ご自身でシミュレーションを試してみることを強くおすすめします。入力は数分で完了しますよ。

例えば、以下のような条件でシミュレーションをしてみましょう。

【シミュレーション例】

  • 学年:高校1年生
  • 講座:スタンダード講座(3教科セット)
  • 支払い方法:12カ月一括払い
  • タブレット:Z会専用タブレットを新規購入

この場合、3教科セットの12カ月一括払い料金(12,420円/月)が適用され、さらに一括払い特典でタブレット代金(通常39,600円)が0円になります。したがって、年間の総費用は149,040円(12,420円×12カ月)となります。毎月払いで受講するよりも、年間で16,560円もお得になる計算です。

このように、支払い方法やキャンペーンの適用によって総額は大きく変わるため、入会前には必ず料金シミュレーションで確認しましょう。

支払い方法による料金の違い

支払い方法による料金の違い

Z会の受講料は、支払い方法によって割引が適用され、総額が大きく変わります。支払い方法は主に以下の3つから選択可能です。

  • 12カ月一括払い
  • 6カ月一括払い
  • 毎月払い

最も割引率が高いのは「12カ月一括払い」で、毎月払いと比較して受講料が約10%OFFになります。次に「6カ月一括払い」が約5%OFFとなり、毎月払いは割引がありません。

支払い方法割引率(毎月払い比)特徴
12カ月一括払い約10%OFF最もお得。Z会専用タブレットが実質0円になる条件の一つ。
6カ月一括払い約5%OFF12カ月払いに次いでお得。タブレット0円の条件も満たせる。
毎月払い割引なし月々の負担は軽いが、総額は最も高くなる。タブレットは有料。

途中で退会した場合でも、未受講分の会費は返金されるため、学習を継続する意志があるなら一括払いを選択するのが経済的です。特に、後述するZ会専用タブレットの購入を検討している場合は、一括払いのメリットがさらに大きくなります。

お得な割引制度の活用法

お得な割引制度の活用法

Z会には、受講料の負担を軽減できるいくつかの割引制度が用意されています。これらを上手に活用することで、より経済的に学習を進めることが可能です。

兄弟姉妹割引

ご兄弟・ご姉妹がZ会の本科講座を受講中、または過去に受講経験がある場合、入会金が割引になる制度があります。詳細な条件や割引額は年度によって異なる可能性があるため、公式サイトで確認するか、問い合わせてみるのが確実です。

大学受験生向けコースのセット割引

大学受験生向けコース(高3・既卒生)限定の割引です。志望校対策に必要な講座を3講座以上同時に受講すると、毎月の受講料から3,000円が割り引かれます。

セット割引のポイント
例えば、東大対策講座(7,800円/月)を英語、数学、国語の3講座受講すると、通常は23,400円ですが、セット割引が適用されて20,400円になります。これは支払い方法(毎月払い・一括払い)にかかわらず適用されるため、非常に大きなメリットです。

これらの制度を知っているかどうかで、年間の支払総額に数万円の差が生まれることもあります。申し込みの際には、ご自身が対象となる割引がないか必ずチェックしましょう。

専用タブレットの料金について

専用タブレットの料金について

Z会の高校講座(タブレットコース)を受講するには、専用タブレットまたは手持ちのiPadが必要です。ここでは、Z会専用タブレット(第2世代)の料金について解説します。

この専用タブレットの通常販売価格は39,600円(税込)です。しかし、特定の条件を満たすことで、このタブレットを実質0円で手に入れることができます。

タブレットが0円になる条件

  • 高1・高2コースの場合:「12カ月一括払い」または「6カ月一括払い」で申し込む。
  • 大学受験生コースの場合:「2講座以上」を「12カ月一括払い」または「6カ月一括払い」で申し込む。

上記の条件を満たさない場合、例えば「毎月払い」を選択した場合は、タブレット代金として13,200円(税込)を支払う必要があります。これは6回の分割払いが可能です。

つまり、長期間の受講を前提に一括払いをすれば、高性能なタブレットが無料でついてくると考えられます。これは非常にお得な制度ですね。

また、万一の故障に備えるための補償サービスも月額385円で提供されています。加入しておけば、破損時などに3,960円で再購入できるため、心配な方は加入を検討すると良いでしょう。もちろん、すでに対応機種のiPadをお持ちの場合は、新たにタブレットを購入する必要はありません。


z会:高校生の料金と他社サービスを徹底比較

  • 料金に関する利用者の口コミ
  • 大学受験対策としての費用対効果
  • 他の通信教育との料金比較
  • 教材・添削の質と料金のバランス
  • z 会 高校生 料金は価値に見合うか

料金に関する利用者の口コミ

料金に関する利用者の口コミ

Z会の料金について、実際に利用している受講生や保護者はどのように感じているのでしょうか。ここでは、データベースにある口コミ情報を元に、料金に関する評判を分析します。

ポジティブな意見としては、「料金は安くはないが、教材の質を考えれば妥当」「質の高い添削指導を受けられることを思えば、むしろ安い」といった声が見られます。特に、難関大学の入試で問われる思考力や記述力を養う「良問」と、プロによる丁寧な添削指導に価値を感じている人が多いようです。

【良い口コミの例】

  • 「毎月の添削問題のおかげで、自分の弱点が明確になり成績が上がった。このサポートでこの料金なら満足。」
  • 「塾に通うことを考えれば、圧倒的に安く、自分のペースで難関大対策ができるのが魅力。」

一方で、ネガティブな意見も存在します。「教材のレベルが高く、ついていくのが大変で料金がもったいなく感じた」という声です。Z会は基礎から応用までカバーしていますが、特に大学受験コースは難関大合格を目標とするハイレベルな内容が中心となります。

【悪い口コミの例】

「問題が難しすぎて、一人では解決できずに挫折してしまった。もう少し基礎的なサポートが欲しかった。」

これらの口コミから、Z会の料金が高いか安いかは、その教材をどれだけ使いこなせるかによる、と言えそうです。自分の学力レベルや学習スタイルに合っていれば料金以上の価値を感じられますが、合わない場合は「高いだけ」と感じてしまう可能性も示唆されています。

大学受験対策としての費用対効果

大学受験対策としての費用対効果

大学受験対策としてZ会を利用する場合、その費用対効果は非常に高いと言えます。特に、予備校や塾と比較した場合のコストパフォーマンスは大きな魅力です。

一般的に、都市部の予備校に年間を通して通うと、年間50万円〜100万円程度の費用がかかることも珍しくありません。一方、Z会であれば、例えば大学受験生向けコースで3講座を受講し、12カ月一括払いとセット割引を適用した場合、年間の費用は20万円程度に収まります。

もちろん、ライブ授業の臨場感や強制力は予備校に分がありますが、Z会には場所を選ばず、自分のペースで学習できるという大きなメリットがあります。

さらに、Z会は長年の指導実績から導き出された「合格逆算カリキュラム」を提供しています。志望校合格から逆算して、今やるべきことを明確にしてくれるため、無駄なく効率的に学習を進めることが可能です。2024年度には、東京大学に1,063人、京都大学に808人もの合格者を輩出している実績(※Z会会員合格者数)が、その質の高さを物語っています。

これらの点から、難関大学を目指す高校生にとって、Z会は予備校に匹敵する質の高い学習を、はるかに低いコストで実現できる、費用対効果に優れた選択肢であると言えるでしょう。

公式サイトで詳細を見る

他の通信教育との料金比較

他の通信教育との料金比較

通信教育の中でZ会を検討する場合、他のサービスとの料金比較も重要です。ここでは、代表的な高校生向け通信教育である「進研ゼミ高校講座」「スタディサプリ高校講座」を例に、料金と特徴を比較してみましょう。

サービス名月額料金(目安)特徴
Z会 高校講座約13,000円~(3教科)教材の質が非常に高い。難関大対策に特化。プロによる個別添削が強み。
進研ゼミ 高校講座約9,000円~(3教科)学校の授業対策から受験基礎まで幅広く対応。キャラクターなど親しみやすい設計。
スタディサプリ 高校講座約2,000円~(全教科見放題)圧倒的な低価格。プロ講師による映像授業が中心。個別添削はなし。

補足
上記の料金は学年やプランによって変動するため、あくまで大まかな比較です。

この比較から分かるように、Z会の料金は他の通信教育に比べて比較的高めに設定されています。最も安価なのは映像授業が中心のスタディサプリで、Z会はその数倍の価格帯です。

しかし、料金の差はそのままサポートの質、特に「個別添削」の有無に直結しています。スタディサプリには個別添削がなく、進研ゼミはありますが、Z会の「入試採点者視点」で行われるプロの添削は、記述力が問われる難関大入試において絶大な効果を発揮します。

したがって、「とにかく安く基礎を固めたい」ならスタディサプリ、「学校の授業に合わせて楽しく学びたい」なら進研ゼミ、そして「料金はかかっても、最高の質で難関大を目指したい」ならZ会、というように、目的によって最適なサービスは異なると言えるでしょう。

教材・添削の質と料金のバランス

教材・添削の質と料金のバランス

Z会の料金を考える上で最も重要なのは、「教材と添削の質」と「料金」のバランスです。

Z会が提供する価値の中核は、90年以上の指導実績に裏打ちされた2つの要素にあります。

  1. 練り上げられた「良問」
    Z会の問題は、単に知識を問うだけでなく、様々な知識を論理的に組み合わせて解く思考力を養うように設計されています。この「良問」に取り組むことで、難関大学が求める本質的な学力が身につきます。
  2. プロによる質の高い「添削指導」
    大学入試を熟知した添削者が、一人ひとりの答案を丁寧に分析。「どこで、なぜ間違えたのか」「どうすれば得点できる答案になるのか」を具体的に指導してくれます。この個別フィードバックは、独学では得られない大きな価値があります。

これらの高品質な教材開発や、優秀な添削指導者の確保には当然コストがかかります。Z会の料金設定は、この教育の質を維持・向上させるための投資に支えられているのです。

言ってしまえば、Z会は単に教材を販売しているのではなく、「難関大合格に向けた質の高い学習環境」そのものを提供しているサービスです。その価値を考えれば、料金は決して高すぎるとは言えないでしょう。

AIによる学習最適化なども取り入れつつ、教育の根幹である「人による指導」の価値を重視している点に、Z会の料金の根拠があると言えます。

≪Z会公式サイトはこちら≫

z 会 高校生 料金は価値に見合うか

  • Z会の料金は学年やコース、支払い方法で大きく異なる
  • 高1・高2は「スタンダード」と「東大京大」のセット講座が基本
  • 大学受験コースは志望校に合わせて1講座から選択可能
  • 最もお得なのは10%割引になる12ヶ月一括払い
  • 一括払いにするとZ会専用タブレットが実質0円になる
  • 大学受験コースでは3講座以上の受講で毎月3,000円のセット割引がある
  • 料金シミュレーションで事前に総額を確認することが重要
  • 口コミでは「料金は高いが質も高い」という意見が多い
  • 一方で「教材が難しすぎる」という声もあり人を選ぶ側面も
  • 予備校と比較すると年間費用を大幅に抑えられる
  • 他の通信教育よりは高価だが個別添削の質が圧倒的に高い
  • 料金の根拠は質の高い「良問」と「プロによる添削指導」にある
  • 教材を使いこなせれば料金以上の価値を実感できる
  • まずは資料請求や公式サイトで自分に合うか確かめるのがおすすめ
  • Z会は本気で難関大学を目指す高校生にとって最適な選択肢の一つ

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たく先生
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現役高校教師
20年以上高校の現役教員として活動しています。その経験を活かして、学力向上や文章力向上、大学入試情報など発信中。このブログを通じて、日々の学びや知識を共有し、少しでも読者の皆さまのお役に立ちたいと考えています。
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