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知らないと損!浪人費用を抑える映像授業併用と節約術

浪人費用に悩む親必見!映像授業で賢く合格する節約術のアイキャッチ画像
たく先生
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こんにちは。「たく先生」です。

高校の教員として、毎年のように三者面談で「上の子が大学に入ったばかりなので、下の子の浪人費用なんて到底払えません…」と頭を抱える保護者の方を見てきました。

また、生徒自身からも「本当はもう1年頑張りたいけれど、親に金銭的な負担をかけるのが申し訳なくて言い出せない」という切実な悩みを聞く機会が絶えません。

しかし、予備校に年間100万円以上を払うのが当たり前だった時代は完全に終わりました。今は「映像授業」という強力な武器を正しく使うことで、浪人費用を数十分の1に抑えつつ、志望校の合格レベルに到達することが十分に可能なのです。

本記事では、現役教員であり2児の親でもある私の視点から、綺麗事ではない「本当に費用を抑えて合格する極意」を徹底的にお伝えします。

記事のポイント
  • 予備校に通った場合のリアルな費用相場と、隠れた「チリツモ出費」の実態がわかる
  • 費用を極限まで抑える「宅浪」がなぜ失敗しやすいのか、その残酷な限界を知ることができる
  • 月額数千円の映像授業(スタディサプリなど)を最大限に使い倒して基礎を固める方法がわかる
  • 親として絶対にやってはいけないNG行動と、本当に子供を伸ばすサポート術を学べる
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浪人費用は映像授業で減らせる!予備校との比較

浪人生活をスタートさせるにあたり、すべての家庭の前に立ちはだかる最も高く分厚い壁が「費用」の問題です。一般的な大手予備校に通うとなれば、一人の学生にかかる負担は家計を大きく圧迫します。

しかし、思考停止で「予備校に通わせるしかない」と諦める必要はありません。近年急激に質を向上させている「映像授業」という新たな選択肢と比較しながら、浪人費用のリアルな実態と、それをいかに安く、かつ効果的に抑えることができるのかを一つずつ紐解いていきましょう。

予備校の相場額と家計へのリアルな影響

 予備校の基本料金と特別講習費を足した年間150万円の相場の解説図

多くの保護者や受験生が当然のように選択する大手予備校ですが、その年間費用は決して安いものではありません。入学金が約10万円、そして基本となる年間授業料だけでも70万円〜100万円程度かかるのが一般的な相場です。

しかし、本当に恐ろしいのはここからです。この基本料金に加えて、夏期講習、冬期講習、直前対策講座、さらには志望校別の特別特訓といった「特別講習費」が次々と加算されていくシステムになっています。不安に駆られる受験生は「これも受けておかないと落ちるかも」と思い込み、気づけばトータルの予備校費用は年間120万円〜150万円、場合によってはそれ以上に膨れ上がってしまいます。

みちか
みちか

えっ、150万円!? 私立大学の1年分の学費と全然変わらないじゃないですか……。そんなの、うちの普通の収入じゃ親に払ってもらうなんて絶対無理です。

たく先生
たく先生

そうなんです。これにさらに毎日の交通費や外食代もかかるので、一般的な家庭の収入から捻出するには、貯金を切り崩すかローンを組むしかないほどの重い負担になるのは間違いありません。

この莫大な出費は、特に下に兄弟がいるご家庭にとっては、今後の教育費の計画を根底から狂わせる危険性を孕んでいます。浪人時点で教育資金を使い果たしてしまい、いざ大学に入学した後の授業料が途中で払えなくなるという本末転倒なケースにも繋がりかねません。

だからこそ、「とりあえず皆が通っているから予備校」という固定観念を完全に捨て去り、本当にその出費が自分の子供に必要な学習サポートに直結しているのかを、シビアに見極める視点が絶対に求められるのです。

宅浪の限界と孤独を乗り越える具体策

 宅浪の費用メリットとモチベーション低下の大きなリスクの比較図

予備校の費用があまりにも高すぎるなら、いっそのこと「宅浪(自宅浪人)」を選択して費用を極限までゼロに近づけよう、と考える方も多いでしょう。確かに宅浪ならば、かかる費用は必要な参考書代と模試の受験料くらいのもので、頑張れば年間10万円〜20万円程度に抑えることが十分に可能です。金額だけを見ればこれほど魅力的な選択肢はありません。

しかし、現場の教員として断言しますが、宅浪には費用が安い代わりに「圧倒的な孤独とモチベーション低下」という、合格率を文字通り紙切れにしてしまうほどの大きなリスクが伴います。

学校や予備校のように決まった時間割がないため、朝起きる時間からその日のノルマ、そして寝る時間まで、すべてを自分の強靭な意志だけで管理しなければなりません。最初はどんなにやる気に満ちていても、夏を過ぎる頃には周囲の大学生になった友人たちとの埋められない接点のなさに孤独感で精神的に病んでしまったり、昼夜逆転して生活リズムが崩れ、そのまま勉強に一切手がつかなくなってしまう残酷なケースを、私はこれまで何度も目の当たりにしてきました。

孤独を乗り越え宅浪を成功させる3つの具体策

  • 学習記録アプリの導入:Studyplusなどの無料アプリで毎日の学習時間を記録し、全国の浪人生と「いいね」を送り合うことで仮想的な教室を作る。
  • 朝のルーティン固定:毎朝同じ時間に起き、着替えをして、必ず10分間の散歩(日光を浴びる)を「朝礼代わり」にする。
  • 映像授業をペースメーカーに:「今日は絶対に第3講を見る」と、外部のスケジュールに自分を縛り付ける。

ただ家にこもって教科書を開くだけでは、完全に一人きりの密室で1年間戦い抜けるのは一握りの鉄の意志を持った人間だけです。環境を意図的にデザインすることが、宅浪の絶対条件だと自覚してください。

見落としがちな生活費や参考書代の罠

 参考書や模試代、カフェ利用など見えない雑費が積み重なる図解

浪人費用の計算をする際、どうしても「予備校の授業料をいくら削れるか」ばかりに目が行きがちですが、実は多くの家庭で見落としがちなのが「参考書代」や「日々の生活費による出費」の存在です。

特に宅浪や、安価な映像授業をメインで学習を進める場合、予備校のテキストがない分、自分で自分に合った学習ツールを本屋で買い揃えていく必要があります。

要注意!チリツモ出費の恐怖 参考書や問題集は1冊あたり1,500円〜2,000円程度ですが、英語、数学、理科、社会と各教科において「単語帳・文法書・基礎問題集・応用問題集・過去問」など何冊も買い揃え始めると、あっという間に年間で5万円〜10万円ほどの出費に膨れ上がってしまいます。さらに、家での学習にどうしても集中できず、カフェや有料の自習室のドロップイン(一時利用)を頻繁に利用すれば、その都度500円〜数千円の出費が確実に積み重なっていきます。

さらに、お昼ご飯代(コンビニで毎回買えば月に数千円〜1万円)や、自分の現在地を知るための模試の受験料(1回約7,000円を年間で数回程度)なども、ボディブローのように家計に効いてきます。

授業料という一番大きな固定費を抑えられたからといって決して油断してはいけません。これらの「見えない雑費」が年間でいくらかかるのかをあらかじめ紙に書き出し、しっかりとシミュレーションしておくことが、後々の資金ショート(途中で参考書が買えなくなるなどの事態)を防ぐ最大の防御策となります。細かいお金の管理も立派な受験戦略の一つです。

親の負担を減らす奨学金や教育ローン

 JASSO奨学金や教育ローンのメリットと将来への借金負担という注意点

「どうしても予備校に通いたい」、あるいは「映像授業でもまとまった費用が必要になったが、今の家計ではどうしても数万円すら厳しい」という深刻なケースに直面することもあります。そうした際に、親の収入だけで無理に賄おうとせず、積極的に検討すべきなのが公的な支援制度や奨学金、教育ローンの活用です。

実は浪人生であっても、前年の世帯収入などの一定の条件を満たせば、大学入学後に給付・貸与される日本学生支援機構(JASSO)の奨学金などの公的な支援制度を、浪人期間中に「予約採用」として申し込んでおくことが可能な場合があります。

また、国の教育ローンとして知られる「日本政策金融公庫」の教育一般貸付などは、大学の学費だけでなく、予備校の学費の支払いや受験費用(受験料・交通費など)の負担にも幅広く利用できる柔軟さを持っています。

ただし、ここで絶対に忘れてはならないのは、給付型(もらえる奨学金)を除き、これらはあくまで「借金」であるという冷酷な事実です。大学入学後の高い学費や一人暮らしの生活費でもさらに奨学金を借りる予定がある場合、浪人の予備校代のために借金を上乗せすることは、社会に出たときの将来の自分(または返済を肩代わりする親)へのあまりにも重い負担となって跳ね返ってきます。利用する場合は、「本当にその予備校代という投資が、絶対に志望校合格(そして将来の収入アップ)に直結するのか」を親子で腹を割って、逃げずにしっかりと話し合う責任があります。

映像授業の単科受講で弱点だけを補強

 得意科目は自学自習し、苦手科目だけ映像授業の単科受講で安く補うハイブリッド戦略

予備校の高額なトータル費用を抑えつつ、宅浪の孤独感や学習計画への不安を一気に解消する「いいとこ取り」のクレバーな戦略が、映像授業のピンポイントな活用です。

特に、全国展開している大手予備校などで提供されているハイクオリティな映像授業を、「単科受講(必要な1科目や1単元ずつバラ売りで受講するシステム)」する方法は、今の時代における非常にコストパフォーマンスに優れた賢い選択肢です。

得意な科目、例えばもともと偏差値が高い英語や現代文などは市販の安価な参考書を使って自学自習でどんどん学習を進め、どうしても自力で解説を読んでも理解できない苦手科目(例えば数学の微分積分や、物理の電磁気分野、あるいは古文の高度な文法解釈など)だけを、映像授業で補強するのです。

この戦略なら、年間で数十万円かかる高額な「国公立理系総合コース」のようなパッケージを丸ごと申し込む必要は一切なくなり、数万円〜十数万円という現実的な出費だけで、その分野のトッププロの講師の極めて分かりやすい神解説をイヤホン越しにじっくりと聞くことができます。

みちか
みちか

なるほど! 全部セットで買わされるんじゃなくて、自分の弱点に絆創膏を貼るように、ピンポイントで一番いい先生に頼るんですね。これなら無駄がお金にも時間にもない!

単科受講の圧倒的なメリット
・すでに理解している「不要な授業」をぼんやり受ける無駄な時間をスパッと削り、自学自習の時間を最大化できる。
・自分に本当に必要な科目(ピンチの科目)だけにピンポイントで課金するため、費用対効果が劇的に高くなる。

スタディサプリなど低コストな選択肢

 月額2000円台で全科目見放題となるスタディサプリによる価格破壊と質の高さ

予備校の単科受講よりもさらに一歩進んで、圧倒的なまでの低コストで全科目を網羅できてしまうのが、「スタディサプリ(スタサプ)」に代表される月額定額制(サブスクリプション型)の映像授業サービスです。この存在が、現在の受験産業における費用構造を完全に変えたと言っても過言ではありません。

スタディサプリのベーシックコースであれば、月額わずか2,178円(税込・月払いの場合)、12ヶ月間の年間一括払いを選択すれば実質月あたり1,815円という、まさに破格の料金に設定されています。

この金額たった一つで、小学校の基礎レベルから東大・京大をはじめとする超難関大学受験レベルまでの、全6教科19科目の講義動画が完全に「見放題」になるのです。入会金すら不要であり、年間費用に換算しても約2万数千円ちょっとというこの金額は、先ほど挙げた予備校の年間150万円と比較すると、まさに「価格破壊」以外の何物でもありません。

また、料金が安いからといって質が低いわけでは決してありません。全国から選りすぐられた一流のプロ講師陣による、洗練された板書と熱を帯びた質の高い授業を、地方の小さな島に住んでいようが交通の便が悪い山間部に住んでいようが、スマートフォンやタブレット一つあれば手のひらの上で受けられるのは教育の革命です。

費用を1円でもかけたくない宅浪生や、通える範囲に良い予備校が存在しない地方の学生にとって、スタディサプリは単なる選択肢ではなく、救世主とも呼べる「最強の学習インフラ」として完全に定着しています。

まずは14日間の無料体験で、神授業のクオリティを実感してください。

失敗しない浪人費用と映像授業の最適プラン

スタディサプリなどの映像授業が、圧倒的に安くて便利で質の高いツールであることは間違いありません。しかし、ただ安さにつられて登録ボタンを押し、「動画を眺めているだけ」では、絶対に志望校合格は掴めません。

浪人生活を成功へと導くためには、この映像授業という最強のツールを「どう使い倒すか」「どんな計画で回していくか」という緻密な戦略が必要不可欠です。ここからは、費用を劇的に抑えながらも、旧帝大や早慶レベルの結果を出すための、具体的な最適プランと行動指針を深堀りして解説していきます。

基礎固めは安価な映像授業で徹底的に

 春から夏にかけて安価な映像授業を倍速再生し、反復して基礎を完成させるスケジュール

大学受験において最も重要であり、同時に最も多くの受験生が軽視して失敗するポイントが、なんといっても「基礎の徹底的な完成」です。周りが難しい過去問を解き始めているのを見て焦り、基礎がグラグラのまま応用問題ばかりに手を出して撃沈するのが浪人生の黄金パターンの失敗です。しかし、安定して難関大に合格する生徒ほど、春から夏までの期間をすべて使って、抜け漏れの一切ない強固な基礎を愚直に完成させています。

この「基礎固めフェーズ」において、スタディサプリなどの安価な映像授業は他の追随を許さない最大の威力を発揮します。正直なところ、教科書の延長レベルである基礎概念の解説(英語の第5文型や、数学の三角比の定義など)を聞くために、大手予備校の高い授業料を払って何十人もの教室に座って週に1度の授業を待つ必要は全くありません。

月額2,000円程度の映像授業の「スタンダードレベル」や「ベーシックレベル」の講座を、何度も何度も繰り返し視聴し、基礎概念を誰かに説明できるレベルまで完全に理解することが、最高にコスパが良く、かつ最強の学習法なのです。

動画を1.5倍速や2倍速などの高速で視聴し、概要を掴んだらすぐに演習を解く。自分の理解が甘かった(全くわからなかった)部分だけをピンポイントで動画を巻き戻して何度でもストップして確認する。この「理解の最適化」ができるのが映像授業の最大の強みであり、全員が同じペースで進む集団授業の予備校には絶対に真似のできない、超効率的な基礎固めの手法と言えます。

質問対応付きオンライン塾の賢い選び方

 映像授業の弱点である質問できない問題を解決する専属コーチ付きオンライン塾の選び方

安価で網羅性の高い映像授業メインの学習において、唯一にして最大の弱点となる構造的な問題が、「わからない問題にぶち当たった時に、すぐに目の前の先生に質問して解決できない」という点です。

これを解消するために、近年急速にサービスを拡大し、普及しているのが、映像授業システムに「現役難関大生の担当コーチ」やチャットでの「質問対応サポート」が付帯したオンライン塾のサービスです。

例えば、オンライン専業塾などでは、月額1万円〜2万円ほどのオプション費用を払うことで、専属のコーチがつきます。彼らは毎週のオンライン面談で学習計画の進捗を管理してくれたり、わからない問題の解き方をチャットや通話で丁寧に教えてくれたりします。年間トータルで12万円〜24万円程度の出費になりますが、これでもまだ大手予備校の10分の1以下の費用水準です。

みちか
みちか

コーチがつくなら安心ですね!でも、色々なオンライン塾があるから、どれを選べばいいか迷っちゃいそうです。

たく先生
たく先生

そうだね。選ぶ時は、自分の志望校のレベルの先生が担当についてくれるか、そして国公立で求められるような「記述問題の添削」までやってくれるかどうかを無料体験で確認するのが絶対に外せないポイントだよ。

難関大生の専属コーチがつく安心感。独学に限界を感じたらオンライン家庭教師の無料体験を。

予備校の自習室だけ使う裏ワザ的活用法

 一番安い単科講座だけ申し込み、予備校の自習室を毎日フル活用して家での誘惑を断つ方法

宅浪や映像授業メインの孤独な学習において、非常に多くの受験生を悩ませるのが「どうしても自分の家(自室)では誘惑が多くて集中できない」という環境問題です。

ベッドがすぐ横にあり、漫画があり、スマホ依存対策の記事でも触れたように無意識にスマホを触ってしまう家という空間は、長時間の勉強には最も不向きな場所の一つです。そこでおすすめしたいのが、「予備校を最小限の費用で単科利用し、自習室の権利だけを確実に手に入れる」という裏ワザ的な活用法です。

多くの予備校では、どれだけ受講数が少なくても、「1講座でも正規に単科受講して塾生になれば、その予備校の自習室を自由席で毎日使うことができる」というルールを設けています。つまり、年間数万円の一番安い、自分が本当に必要な講座(例えば月に数回の小論文対策など)だけを予備校で申し込みます。そして残りの時間は、毎日朝の開館から夜の閉館まで、冷暖房が完備されコピー機なども使える快適極まりない自習室の机を占拠するのです。

この方法は、非常に合理的です。予備校生という「所属する場所」を得ることで社会からの孤立感や精神的な不安を防ぎつつ、同じ自習室の周りの席で必死にカリカリと勉強しているライバルたちの姿を生で見て、強烈な刺激とモチベーションを維持することができます。「自習室という最高の環境」を数万円で買うと考えれば、非常に効果的で賢い費用の使い道だと言えます。

自己管理を徹底する年間スケジュール術

 1年間の目標を月・週・日に細分化し、手帳で機械的にタスクを消化する自己管理術

映像授業を駆使した宅浪スタイルの浪人生活を送る場合、絶対に避けて通れない最大の難関であり、合否を分ける決定的な要因となるのが「冷徹なまでの自己管理能力」です。

予備校のように、プロの教務がお膳立てされたカリキュラムを用意してくれるわけではありません。いつの時期までに、どの科目を、どこまで終わらせるかという年間スケジュールを、自らの頭で逆算して緻密に立てる泥臭い作業が必要です。

【必勝】浪人生の年間スケジュール3フェーズ

  • 【春〜夏(4月〜8月末)】基礎のインプット期:映像授業をフル稼働させ、理科・社会を含む全科目の基礎レベルを終わらせる。英単語・文法はこの時期に完成させる。
  • 【秋(9月〜11月)】アウトプットと弱点発見期:志望校の過去問に触れ始め、自分が解けない分野を見つける。その分野だけ映像授業の応用レベルを視聴し直す。
  • 【冬(12月〜入試本番)】過去問演習と得点最適化:共通テスト対策や二次試験の記述対策に全振り。新しい参考書には絶対に出さず、これまでの復習を繰り返す。

このように大きな大枠(マイルストーン)をまず決めます。効率的な勉強法に関する記事でも解説しているように、これを実現するためには、手帳やスケジュール確認用の学習アプリを毎日必ず開き、「今日はスタサプの英語『読解編』第3講から第5講まで見てノートを作り、青チャートを10ページ進める」といった超具体的な『今日やることリスト』に強制的に分解して、毎日機械的にこなしていく実行力が求められます。

無料模試や学校の先生を頼る究極の節約

 出身高校の先生を頼る無料指導や、親の「黙って見守る」サポートの重要性

意外と多くの家庭が知らずに損をしている究極の節約術として、高校卒業後も「出身高校の先生を徹底的に頼る」という方法をお伝えします。卒業しても、あなたはその高校の大切な教え子です。

多くの公立・私立高校の熱意ある先生方は、卒業生が志望校合格に向けて「どうしてもここの問題がわかりません」と質問に訪れたり、「国公立後期の小論文の添削をお願いしたいです」と相談しに来たりすることを、無下に断ったりはしません(もちろん、事前に必ずアポイントを取り、礼儀正しく感謝を伝えることは絶対条件です)。

特に、難関国公立の記述問題の緻密な添削や、学部・学科の内容に踏み込んだ小論文の指導などは、独学や一方通行の映像授業ではどうしてもカバーしきれない最大の弱点部分です。ここを、実力をよく知るかつての恩師に、無料で(あるいは感謝を込めたちょっとしたお茶菓子程度の差し入れで)お願いできれば、予備校のどんな高額指導よりも親身で高品質な個別指導を、実質タダで受けられることになります。これは使わない手はありません。

また、大手予備校各社が実施している公開模試には、現役時代の共通テストの成績優秀者や、事前の選抜テストの成績優秀者を対象とした「受験料免除制度」や「無料招待模試」が頻繁に存在します。これらに常にアンテナを張り巡らせ、活用できる「タダで質の高いもの」は遠慮せずに徹底的にしゃぶり尽くす貪欲さを持つこと。これこそが、限られた資金の中で浪人費用を数万円単位で抑え込む最大の秘訣です。

保護者が知っておくべき適切な声かけ

浪人生活という、暗く長いトンネルを走り抜けるにおいて、親御さんからの精神的な見守りとサポートは、実は「費用をいくらかけたか」以上に深く、そして決定的に子供の最終的な合否に直結します。

費用が安いからという理由だけで、子供本人の適性を無視して映像授業や宅浪を強要したり、「高い生活費を出してやっているのだから、今年こそは絶対に受かりなさいよ」と成績のプレッシャーをかけたりするのは、百害あって一利なしの最悪のNG行動です。

浪人生は毎日、口には出さずとも「もし今年も全落ちしたら自分の人生はどうなるのか」という先の見えない強烈な不安とギリギリの精神状態で戦っています。部屋でスマホをポチポチ見ているように見えても、実は単語アプリで復習をしている最中かもしれませんし、張り詰めた勉強のプレッシャーからの唯一の息抜き(逃避)をしているのかもしれません。

そこで親が「いつまでスマホ見てるの?」「今日のノルマは終わったの?」「成績上がってるの?」といった、現状を監視・詰問するような声かけをすることは、子供の残されたわずかなモチベーションの糸を根こそぎ断ち切ります。

この大変な1年間、親にできる唯一にして最高のサポートは、毎日温かく栄養のある手料理を用意し、朝は決まった時間に起きて夜は早く寝るという規則正しい生活リズムを大人が率先して背中で作り、あとは「何も言わずに黙って信じて見守る」ことです。塾や予備校のように友達と励まし合えない、孤独な宅浪・映像授業メインの学習スタイルだからこそ、あなたの「家庭」が、子供にとって唯一の「心が休まる安全地帯(セーフティネット)」であるよう、絶対に怒らずに大きく構えてあげてください。

【復習クイズ】浪人費用を極限まで抑えつつ、志望校合格の可能性を最も高める王道の学習プランはどれ?

  1. 予備校には一切通わず、完全に市販の参考書だけで全科目を独学する
  2. 安価な映像授業で基礎を固め、苦手科目だけをプロのオンライン塾等で補強する
  3. 大手予備校の「国公立理系総合コース」に高額だが初めから申し込む
  4. とりあえずSNS等でフォロワーの多い大学生に全科目の勉強法を教えてもらう
Q
👉 正解と解説を見る(タップ)

正解:2. 安価な映像授業で基礎を固め、苦手科目だけをプロのオンライン塾等で補強する

【解説】宅浪(1)は孤独と自己管理の難しさから挫折リスクが極めて高く、フルセットの予備校(3)は費用対効果が悪くなります。スタディサプリ等で基礎を安く速く終わらせ、自力で解けない部分だけピンポイントでプロに課金するハイブリッド型が、現代の最も賢い「いいとこ取り」の戦略です。

総括:浪人費用を抑え映像授業で合格へ

高いお金を払って有名予備校に年間150万円を支払わなければ、難関大学には合格できない。そんな古い常識は、完全に過去のものとなりました。今は、誰でもスマートフォン一つで質の高い最高の教育が格安で手に入る素晴らしい時代です。

浪人費用を劇的に抑えながらも、第一志望校合格の切符をしっかりと掴み取るためのカギは、「映像授業の賢明な活用」と「ブレない自己管理のススメ」の2点にすべて集約されます。

スタディサプリなどの圧倒的に低コストな映像授業を使って、春から夏にかけて基礎力(土台)を完璧に固め上げる。そして、どうしても自力で解決できない弱点の科目や記述対策のみを、オンライン塾のオプション質問対応や、地元の予備校の単科受講でピンポイントに補完する。

この無駄を極限まで削ぎ落とした「いいとこ取り」のハイブリッド戦略こそが、家計への致命的なダメージを最小限に抑えつつ、最大限の学習効果を生み出す現代の大学受験の最適解です。

多くの人がネガティブに捉えがちな『浪人』という1年間は、決して無駄に失われた時間ではありません。自ら緻密な計画を立て、スマホや遊びの誘惑を断ち切り、孤独の中で目標に向けて黙々と努力し続けるこの血の滲むような経験は、大学入学後、そして社会人になってから、どんな逆境にも負けない「最強の武器(レジリエンス)」となって確かな自信をもたらします。

決して見栄を張らず、ご家庭のリアルな経済状況に合わせた最適な「映像授業プラン」を選び取り、ぜひ親子二人三脚で、諦めずに来年の春の満開の桜を勝ち取ってください。たく先生は、教室の片隅から皆さんの健闘を心から応援しています。

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たく先生
たく先生
現役高校教師 / 国語科
指導歴20年以上。西日本の私立高校で、古典と「最短ルートで合格する勉強法」を教えています。 教師の枠を超え、FP2級・簿記3級も取得。「賢く学び、賢く生きる」ための知識を、本音で発信します。

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