【初心者必見】面接で成功するために注目すべき志望動機のポイント


志望動機ってどう言えば良いんだろう。パンフレットから良さそうな講義や取り組みを選べば良いのかなあ。

う~ん、なんかそれも浅い気がする。高校時代に頑張ったこととか探究とか、自分の成長を加速させることの方が良いと思うな。

そうですね。高校時代のこととつなげるのは大変良いと思いますよ。ただ、この面接試験が、何を問われる試験なのかということを意識しないと高評価は得づらいですよ。

大学入試だけではなく、就職や転職でも志望動機って聞かれますよね。結局どうすれば良いのか教えてください!

わかりました。それでは今日は志望動機にポイントを絞って説明していきますね。
結論から述べると面接の志望動機では次の3つが非常に大切になります。
志望動機の3つのポイント
- 情熱を行動で示せ!大学への想いを本気で届ける志望理由
- 大学のニーズを理解せよ!理想の学生像と自分を重ねる
- 学びを未来に繋げる!社会に貢献する志を伝えよう
それでは順番に解説を進めていきます。
情熱を行動で示せ!大学への想いを本気で届ける志望理由
そもそも志望理由が問われる理由は、その大学を希望する受験生が本気かどうかがわかるからです。だからこそ、志望理由では以下のポイントについては必ず語らなくてはなりません。
- なぜ多くの大学の中からこの志望大学・学部・学科を選んだのか
それではこの理由から考えていきましょう。
就職や資格取得など大学を選ぶ理由はさまざまにあるかと思います。自分のやりたいことを素直な気持ちで述べるということの大切さも、もちろんあるかと思います。
しかし、面接は試験科目ということを忘れてはいけません。
だからこそ大学で、いかに積極的に学ぶかということ主体的かつ具体的に述べられているかが面接では争点になります。
それでは以下の二つの面接例を見比べてみましょう。
良くない例:抽象的で説得力に欠ける理由
「私は小さい頃から学校の先生に憧れており、教師になりたいと考えていました。特に中学生のとき、担任の先生が進路のことで親身になって相談に乗ってくれたことが印象的でした。その先生は私が悩んでいるときも寄り添って話を聞いてくださり、そのおかげで自分の進路を前向きに考えることができました。この経験から、私も生徒に寄り添い、支えられる教師になりたいと思うようになりました。
また、私は子どもが好きで、小学生のころから近所の子どもたちと遊んだり、学習の手伝いをしたりする機会がありました。そうした経験を通じて、教えることの楽しさや、子どもたちが分かる喜びを感じる姿にやりがいを覚えました。そのため、教育を本格的に学びたいと考え、教育学部を志望しています。
貴学の教育学部は、全国的にも評判が良く、多くの優れた教師を輩出していると伺っています。貴学で学べば、私の目標である教師としての夢を実現できると感じています。」
〇良くない点
- 経験が浅く感じられる: 担任の先生や近所の子どもたちとのエピソードに説得力が欠け、深みがない。
- 志望理由が一般的すぎる: その大学特有の特徴やカリキュラムへの具体的な関心が見えない。
- 教育学への探究心が不足: 「教える楽しさ」という個人的な感覚だけで終わり、学問としての教育学への言及がない。
良い例:具体的で熱意が伝わる理由
「私は、高校時代のボランティア活動で、地域の学習支援教室で小学生の勉強をサポートする機会がありました。そこで、学習に苦手意識を持つ子どもが、少しずつ自信を取り戻し、目を輝かせて問題を解いていく姿を目の当たりにしました。この経験から、学びの場を通じて子どもたちの成長を支える仕事に強い関心を抱きました。
貴学の教育学部では、心理学や教育方法論を基盤に、児童生徒一人ひとりの特性に応じた教育を実践する力を養えるカリキュラムが充実していると伺いました。また、地域の学校と連携した実践的な教育実習を通じて、教育現場での即戦力を育むことができる点に非常に魅力を感じています。
私は、教育学という学問を通じて、児童生徒が抱える課題に真摯に向き合い、それぞれの個性を伸ばせる教育者を目指しています。貴学での学びを通じて、その第一歩を踏み出したいと考えています。」
〇良い点
- 具体性がある: 高校時代のエピソードを挙げて、動機をわかりやすく説明している。
- 教育学への探究心を示している: 心理学や教育方法論、実習など、具体的な学問分野や大学のカリキュラムに触れている。
- 大学選びの理由が明確: 貴学ならではの特徴(実習やカリキュラムの魅力)を強調している。
- 熱意と将来像が伝わる: 「教育者を目指す」という具体的な目標と、学問を通じて何を実現したいかを明確にしている。

この2つを見比べて見てどう思いましたか。

正直、良くない例でも十分よくできていると思いました……。

言葉の選び方もきれいで、一見内容を述べているように見えます。しかし、良くない例は、教師になりたい理由は述べていますが、その大学ではないといけない理由は述べれていませんよ。

たしかに! 大学のことは先輩方の進路結果のことだけを言って、学問やカリキュラムに触れてないですね!

そうなんです。大学は学問を深めるところです。そのため、将来やりたいことのために、学問をどう取り組むのか。この大学で具体的にそれをどう達成するのかが大切になってきますね。
志望理由は恋愛に例えることができる
ちょっとわかりづらいという人のために恋愛バージョンにしてみました。

悪い例:抽象的で説得力に欠ける理由(恋愛版)
「私はあなたのことが好きです。最初に会ったときに、すごく優しそうだなと思って、それ以来ずっと気になっていました。一緒に話していると楽しいし、自然と笑顔になれるんです。あなたみたいに素敵な人とは、これからもずっと一緒にいたいと思っています。私にとって、あなたは特別な存在です。」
〇問題点
- 抽象的すぎる: 「優しそう」「素敵」といった言葉が感覚的で、具体的なエピソードがない。
- 内容が一般的: 誰にでも当てはまりそうな言葉で、相手への特別な想いが伝わりにくい。
- 理由が浅い: 相手を好きになった理由が感覚的で具体性に欠ける。
良い例:具体的で想いが伝わる理由(恋愛版)
「私はあなたのことが好きです。それは、大学のグループプロジェクトで一緒に作業したとき、いつもみんなの意見に耳を傾けて、全員が意見を出しやすい雰囲気を作ってくれていたのがすごく印象的だったからです。あのとき、私が自信を持てずに意見を言えないでいるときも、優しく『何か考えていることがあったら教えて』って声をかけてくれたことがすごく嬉しくて、自分に自信を持てるようになりました。
また、サークルのイベントで一緒に準備をしていたとき、細かいところまで気を配って動いている姿を見て、本当に周りを大切にする人なんだなと感じました。そういうあなたの優しさや真摯な姿勢に惹かれています。これからもっとあなたのことを知りたいし、一緒に楽しい時間を過ごせたらと思っています。」
〇良い点
- 具体的なエピソード: グループプロジェクトやサークルでの具体的な出来事を挙げている。
- 相手の人柄をしっかり描写: 優しさや気配りといった特徴が、エピソードを通じて伝わる。
- 想いの深さが伝わる: 単なる感覚的な好きではなく、相手を深く理解し尊重している姿勢がわかる。

僕は前のほうでもぜんぜん良いけど……。

でも、後ろの方が本気さが伝わってくるよ! 二人の時間がいったいどのようなものであったかわかってくる。
どうでしょうか。恋愛で例えたらはっきりわかるかと思います。自分の大切な人だということを相手に伝えるためには、具体的かつ情熱的になる必要がありますよね。大学への志望理由も同じです。様々ある大学の中で、わざわざこの大学を選び大学を受けてくれたということは、大学からしてもうれしいことだと思います。しかし、その理由は何? どんな未来を描いているの? どんな風に過ごすつもりなの? などいろいろと疑問がわき出ると思います。
だからこそ自分は本気だということを伝える必要があるのです!
そのためよくある質問として以下のようなものがありますが、この全てにきちんと向き合う必要あります。
- なぜほかの大学ではなくてこの大学なのか
- 大学で何をやりたいのか
- どんな研究をしたいのか
- 研究をどのように社会に役立たせるのか
- 大学でどのゼミに入るつもりなのか
- やりたいことをどのようなカリキュラムを取って達成するつもりなのか
ここに例に挙げたことは最低限になります。もちろん聞かれないこともありますが、用意しておくに越したことはありません。主体的かつ具体的に、自分の将来を姿を描いていく。そんな学生の方が魅力的に映ると思いませんか。
大学のニーズを理解せよ!理想の学生像と自分を重ねる
それでは、今度は逆に大学側が求める理想の学生像というのはどのようなものでしょうか。その答えはアドミッションポリシーにあります。
アドミッションポリシーとは、学校が求める生徒像や入学者選抜の方針を定めたものです。
最近の大学入試ではアドミッションポリシーという形で大学が求める姿を事前に掲示することも増えてきました。だから、どんな学生が欲しいかということは大学側はしっかり示しているということを理解する必要があります。
それでは、例として大学のアドミッションポリシーを載せます。今回は道足(みちたす)大学という架空の大学のアドミッションポリシーを作成しました。
道足大学 教育学部 アドミッションポリシー
道足大学教育学部では、「教育を通じて未来を創る」という理念のもと、社会に貢献し、多様な価値観を尊重する教育者を育成することを目指しています。この理念を実現するため、以下の素養や意欲を持つ学生を求めています。
1. 学問に誠実に向き合う姿勢
教育学は、人々の成長や社会の発展に深く関わる学問です。そのため、学びに対して真摯に向き合い、知識を深める努力を惜しまない学生を歓迎します。
2. 前向きでチャレンジ精神があること
教育現場では、多様な課題に柔軟に対応し、困難を乗り越える力が求められます。私たちは、自らの成長を追求し、新たな挑戦を恐れない学生を求めています。
3. 主体的に行動し、学びを形にする力
教育は受け身の姿勢では成り立ちません。道足大学教育学部では、目標を明確にし、自ら行動を起こす主体性を持った学生に期待しています。
4. 他者と協力し合えるコミュニケーション能力
教育の現場では、児童生徒、同僚、保護者、地域社会との円滑な連携が不可欠です。人と人を繋ぐ力を備え、対話を通じて関係を築ける学生を歓迎します。
5. 社会をより良くしたいという熱意
教育は社会を変える力を持っています。道足大学教育学部では、教育を通じて社会の課題を解決し、より良い未来を創り出そうという熱意を持つ学生を求めています。
入学者に期待する学力・能力
道足大学教育学部では、以下の学力や能力を持つ学生を求めます。
- 基礎的な学力:高校教育の内容を十分に理解し、教育学を学ぶ土台となる知識を有していること。
- 論理的思考力:課題を発見し、解決策を考えるための論理的な思考力を持つこと。
- 表現力:自分の考えを的確に伝える力を持つこと。
求める学生像
道足大学教育学部では、次のような学生に入学していただきたいと考えています。
- 教育を通じて人や社会に貢献したいという強い意志を持つ人
- 他者と協力しながら、物事に真剣に取り組む人
- 自ら考え、自ら行動する主体性を持つ人
- 自らの価値観だけでなく、多様な考えを尊重できる人
たくさん書いてあるので面食らった人もいるかと思います。でも、このアドミッションポリシーで言っていることを要約すると次のようになります。
学問に真摯に向き合い、前向きな挑戦心と主体性を持ち、他者と協力しながら教育を通じて社会をより良くする熱意を持つ人材
それでは、実際にこのアドミッションポリシーを生かして、志望動機に反映します。
「私は道足大学教育学部で特別支援教育、特にインクルーシブ教育について深く学びたいと考えています。すべての児童生徒が互いに協力しながら成長できる環境を実現することを目指し、学問に対して真摯に向き合う姿勢を持って、高校時代から教育現場でのインクルーシブ教育に関心を持ち、独自に調査を進めてきました。特に、貴学の講義である『包括教育』や『特別支援実習』を通じて、理論的な知識だけでなく、実践的な力も身につけたいと考えています。また、貴学の特色である『実践フィールドワーク』を活用して、多様な教育現場に直接触れ、具体的な課題を発見し、その解決に取り組む力を養う前向きな意欲を磨きたいです。
さらに、私はインクルーシブ教育を専門に研究されているたく先生のゼミに所属し、児童生徒の特性に応じた個別最適化された学びを推進する研究に取り組みたいと考えています。先生の研究から得られる知見を、自分自身の学びに取り入れることで、教育の現場で即戦力として活躍できる力を磨くことに前向きに挑戦したいと思っています。
私の高校生活でのサッカー部での経験も、貴学での学びに活かせると確信しています。私は、試合ごとに自分の課題を分析し、改善を繰り返しながら、常に一歩上を目指して努力する挑戦心を持って活動してきました。また、仲間と連携し、チーム全体のパフォーマンスを向上させる協働力を発揮しながら、チーム全体の成果を最大化する方法を学びました。この経験を教育の分野に応用し、子どもたち一人ひとりの個性を尊重しながら、全員が主体的に学べる教育環境を構築するためのスキルを身につけたいと考えています。
私は、協働的でありながら、個々の特性に合わせた学びを実現することが、誰一人取りこぼさない社会の実現につながると考えています。特に、貴学のカリキュラムで学ぶ『特別支援実習』や『包括教育』、さらに現場に基づいた『実践フィールドワーク』を通じて、社会の課題を教育を通じて解決するために努力を惜しむつもりはありません。
貴学での学びを通じて、すべての児童生徒が安心して学べる教育環境を実現し、教育を通じて社会に貢献できる人材として成長したいと考えています。」
アドミッションポリシーに関することは太字の部分に反映させました。個々に見ると以下のようになります。
1. 学問に誠実に向き合う姿勢
- すべての児童生徒が互いに協力しながら成長できる環境を実現することを目指し、学問に対して真摯に向き合う姿勢を持っている。
- 貴学の講義である『包括教育』や『特別支援実習』を通じて、理論的な知識だけでなく、実践的な力も身につけたいと考えている。
2. 前向きで挑戦する意欲
- 貴学の特色である『実践フィールドワーク』を活用して、多様な教育現場に直接触れ、具体的な課題を発見し、その解決に取り組む力を養いたい。
- 教育の現場で即戦力として活躍できる力を磨くことに前向きに挑戦したいと考えている。
- サッカー部で、試合ごとに課題を分析し、改善を繰り返しながら、常に一歩上を目指して努力する挑戦心を育てた。
3. 主体的な行動力
- 児童生徒の特性に応じた個別最適化された学びを推進する研究に主体的に取り組みたい。
- チーム全体の成果を最大化する方法を学び、それを教育の分野に応用したいと考えている。
4. 他者と協力できるコミュニケーション能力
- サッカー部で仲間と連携し、チーム全体のパフォーマンスを向上させる協働力を発揮した。
- 子どもたち一人ひとりの個性を尊重しながら、全員が主体的に学べる教育環境を構築する力を身につけたい。
5. 社会をより良くしたいという熱意
- 協働的でありながら、個々の特性に合わせた学びを実現することが、誰一人取りこぼさない社会の実現につながるという熱意を持っている。
- 『特別支援実習』や『包括教育』を通じて、社会の課題を教育を通じて解決するために努力を惜しまない姿勢を育みたい。
- すべての児童生徒が安心して学べる教育環境を実現し、教育を通じて社会に貢献できる人材として成長したいと考えている。
このように自分の経験からアドミッションポリシーに何が当てはめられるのかと考え作成することが大切になるのです。

これはさっきの恋愛バージョンに変えると理想の人を大学で求めているって理解でいいですか!?

そうですね。その理解で大丈夫です。大学は事前に自身の望む理想像(好みのタイプ)を提示しているのですから、それに合うエピソードが自分にあるかどうかを考える必要がありますね。
大学によってはアドミッションポリシーごとに採点基準を設けているところもあるようです。自分が述べた志望理由がアドミッションポリシーを満たしているかどうか、見直してみるのもよいでしょうね。
学びを未来に繋げる!社会に貢献する志を伝えよう
次のポイントは学んだ内容を社会に生かす必要があるということです。もちろん、実学ではなくすぐに生かせないこともあるかと思います。
しかし「巨人の肩の上に立つ」というように、皆さんの現在の生活や学びは、先人の業績や研究成果を土台としてあります。そして私たちは、その土台の上に新しい学問や技術を構築していくことが求められていると考える必要があるのです。
このように考えると大学という学問をする場所で、自身のためだけに学ぶ人間がふさわしいと考えられるでしょうか。
大学での学びは、自分自身の成長にとどまらず、いずれ社会に還元されるべきものです。
例えば、教育学を学ぶことは、単に知識を得るだけではなく、より良い教育環境を作るための手段でもあります。現在の教育現場が抱える課題は多く、特にインクルーシブ教育の実現や個別最適化された学びのあり方が問われています。だからこそ、大学での学びを通じて、将来、教育の現場に貢献し、社会をより良い方向へ導く責任を自覚することが重要です。
では、大学の学びがどのように社会へ活かされるのか、具体的な例を考えてみましょう。
例1:インクルーシブ教育の推進
現在、多くの学校では、障害を持つ子どもと健常児が同じ教室で学ぶ「インクルーシブ教育」の実現が求められています。しかし、現実には、教師の負担が大きく、十分なサポート体制が整っていない学校も少なくありません。例えば、ある学校では、発達障害を持つ児童が適切な支援を受けられず、授業についていけないという問題がありました。しかし、特別支援教育の専門家がカリキュラムを調整し、ピアサポートの仕組みを導入したことで、児童の学習意欲が向上し、クラス全体の協力意識も高まったのです。
大学でインクルーシブ教育を学ぶことで、こうした教育現場の課題を理論的に理解し、実際に役立つ解決策を考える力を養うことができます。将来的に教育者や研究者として現場に立つとき、大学で培った知識が生きる場面は数多くあります。
※ピアサポートとは、同じような立場の人同士が支え合う活動
例2:個別最適化された学びの実現
従来の教育では、すべての生徒に同じ内容を同じペースで教えることが主流でした。しかし、近年では、生徒一人ひとりの特性に合わせた「個別最適化学習」の重要性が叫ばれています。例えば、フィンランドでは、生徒が自分の得意な分野を深められるよう、個別に最適化されたカリキュラムが組まれています。日本でもこのような取り組みが進められており、教育学を学んだ人材が現場でその知識を活かす機会が増えています。
大学で「包括教育」や「特別支援実習」を通じて学ぶことで、こうした新しい教育手法を研究し、実際の授業にどのように取り入れられるのかを考えることができます。大学の学びは単なる知識の蓄積ではなく、未来の教育の質を向上させるための大きな一歩なのです。
学びを社会へとつなげる意識を持とう
このように、大学での学びは、現場の教育改革に直結する可能性を秘めています。もしも大学での学びを「自分のためだけ」と考えてしまったら、せっかく得た知識やスキルを十分に活かすことができません。「巨人の肩の上に立つ」 という言葉の通り、私たちは過去の研究や知見をもとに学び、さらに新しい価値を生み出すことが求められています。
皆さんが今後大学で学ぶことは、単にテストの点数を上げるためではなく、未来の社会に貢献するための大切な知識と経験の蓄積なのです。その意識を持つことで、学びの意欲も大きく変わるのではないでしょうか?
大学での学びを「未来につなげる」ことを意識することで、自分の成長だけでなく、教育や社会全体の発展にも寄与できます。大学での学びを最大限活かし、社会に貢献する意識を持って、日々の学問に向き合っていきましょう。

よくわかりました。私たちの学びは、いつかだれかのために役に立たせる必要があるという視点が必要なんですね。

その通りです。皆さんの学びは皆さんだけで終わりません。いつか社会を良くしていくのです!

なんか、やる気が出てきました! 僕、がんばります!! さっそく考えるぞー!
まとめ
いかがだったでしょうか。面接で志望動機を答える時には、このような視点で考えると大学が求める回答をつくることができます。現実の自分と、大学が求める生徒像。この2つが重なり合うところを語っていくことが大切です。ぜひ、みなさんも自分だけの志望動機を作ってみてください。

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